今日は朝から衆議院国土交通委員会、午後から本会議と続きます。

本当は昨日行われる予定だった衆議院本会議ですが、一昨日、介護保険法改正案の強行採決が厚生労働委員会で行われたために国会が不正常となり、今日に延期されました。ちなみに介護保険法は今日の本会議では議題になりません。

強行採決の理由として、最初に質疑にたった議員が冒頭森友問題を扱ったことを理由にしています。しかし、それ以外の時間はすべて法案について質疑を行っていますし、議員の質問権を制限しかねない話です。

また、介護保険法改正案については、与野党で修正協議を積み重ね、賛成する可能性も含む議論を行っていと聞いています。これまでの議論を蔑ろにし、理事会で話に出ていなかった採決をなぜ行ったのでしょうか。

『安倍総裁に説明がつかないから強行採決を行った。総裁は私のボスですから』と与党の筆頭理事が発言したとのことですが、法案審議において国会議員が見るべきなのは国民の皆さんであって、総理ではないと思います。介護保険法改正は多くの方の生活に関係する法案ですから、丁寧な審議を改めて行うことが求められるのではないでしょうか。