もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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今日は、ダライ・ラマ法王14世の特別講演が議員会館で行われました。

更新日時: 2016/11/18
カテゴリ:活動報告
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会場は満員で、立って参加する方も多く出ていました。

ダライ・ラマ法王は、「法王は決して民衆の上に立つ指導者として存在するのではなく、70億人の人類の1人であること」「ダライ・ラマ法王はチベット仏教の一僧侶として他のあらゆるすべての宗教との共存を模索しており、『生きた模範』としての務めを全うするつもりであること、また仏教は、現代の科学と共存しあえる宗教であること」「チベットの実質的に最高指導者としての地位を降りたいま、法王がなすべき事はチベットの環境、文化を守ること」と話していらっしゃいました。
また、中国は、チベットの文化を破壊するのではなく保存を目指すべきであり、中国共産党、また中国人との共存を希求する、それは、ダライ・ラマ法王が、決してチベットの中国から『独立』を望むのではなく、チベット独自の人々、文化、言語が自由に生きる『自治』を求めていることにも表れているのだと思います。

文化を大切にし、世界を幸せにするという使命のために働かれ、信頼関係の構築や、民衆のための国たることや、透明な民主主義の重要性を訴えておられた法王のお話は穏やかに聞いていた皆さんの心に沁みたと思います。

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