タカタ製エアバックのリコール問題について
更新日時:
2016/06/13
カテゴリ:委員会
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国土交通委員会の質疑報告、第7弾です。
僕が追い続けているテーマのひとつ、タカタ製エアバックのリコール問題について質疑いたしました。
タカタ製エアバックに起因するとみられる死傷事故が国内外で報告されているわけですが、米国では規制当局とタカタ社の間で経年劣化と根本原因が位置付けられました。
新たな予防的リコールも含めて、大変なリコール台数となっています。
他方で、タカタはあくまで部品メーカーです。作った部品がどのように使われるのか、そこは自動車メーカーの責任になり、そこに付加価値がついていきます。実際、車を買うときにタカタのエアバックを搭載しているから買おうという消費者はいないと思います。
自動車が市場にでるまでには、様々な検査が行われますが、経年劣化を予見できなかったことは反省しなければならず、誰に責任があるのかを確認しました。
国土交通省は、「原因究明はタカタ及び自動車メーカーが主体となって行うべき問題」との答弁でした。
この問題は、タカタのみならず、自動車部品に関わる数多くのメーカーが成り行きを心配しているとの声も聞こえてきています。ものづくりに携わる皆さんが委縮せずに働いていけるよう、引き続き取り組んでまいりたいと思います。