エフエムさがみ「ラジオ市長室」2
更新日時:
2021/02/20
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
放 送:2月19日(金)午後 1時00分~29分(済み)
再放送:2月20日(土)午前11時00分~29分
2 行財政構造改革プラン(案)について
Q 先月も伺いましたが、現在、相模原市行財政構造改革プランの策定に向け、パブリックコメントを実施されております。今後の相模原市の運営方針にも関わってくると思いますので、もう一度概要をお伺いできますでしょうか。
A 策定経過について
本市の長期的な財政収支の見通しや今後の人口動態等を踏まえると、これまでと同じような行財政運営を続けた場合、持続可能な都市経営どころか、いずれは真に必要な行政サービスの提供すら、困難になることが見込まれております。
こうした状況を踏まえ、この度、「相模原市行財政構造改革プラン」を策定することとしました。
本改革プランにおいては、中長期的な財政状況を考慮の上、新たなまちづくり事業等の選択と集中や、公共施設の見直しのほか、市税収入等の歳入確保策や、 政策を決定するプロセスの見直し、職員の意識改革など幅広い項目について方向性と手法をまとめています。
例えば、既存の公共施設等の見直しとして、銀河アリーナについては、公の施設としての廃止を含めて検討する方向性を示しているが、多くのご意見をいただいているところです。
銀河アリーナについては、自治体が設置・運営する県内唯一のスケート場として、多くの皆様に親しまれてきたが、建設から約30年が経過し、設備の老朽化による抜本的な改修が必要であるとともに、毎年約1.5億円の維持管理費もかかっている状況です。
これまで、プールの休止によるコスト削減や民間活力を活用した通年スケートリンクの整備などの検討を行ってきたが、施設の維持に当たり、市による多額の財政負担が避けられない見込みであり、公共施設として維持していく必要性を踏まえ、こういった検討を行うこととしました。
このように痛みが伴う改革であるが、本改革プランの策定は、あくまで通過点であり、将来、市民の皆様に本当に必要な施策を実現するために、行うものです。
Q 市民の皆様が案を確認するには?
A 本改革プラン案の内容は市のホームページでもご確認いただけます。
本改革プランについては、あくまで案であり、皆様との対話の中で、ご理解とご協力を得ながら着実に成し遂げてまいりたいと考えている。
そのため、市民の皆様の意見を伺うべく、パブリックコメントを令和3年1月15日から、2月22日まで実施しています。
既に、1000人以上の方からご意見をいただいていますが、もっともっと多くの皆様からご意見をお寄せいただき、そのご意見等を踏まえて、3月に本改革プランを策定したいと思います。
希望のたすきを次の世代にしっかりと引き継ぐために、また、相模原市は安心して子育てや介護サービスを受けることでき、住んで良かったと思えるようなまちづくりを実現したいと思っているので、たくさんのご意見をお寄せいただき、共により良い さがみはら を築いてまいりましょう。