「町田市・相模原市首長懇談会」
更新日時:
2021/02/05
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
平成5年から始まったこの懇談会も、今回で24回を迎えました。今回は初めてのWeb会議。
これまでの間、図書館や宿泊施設など公共施設の相互利用をはじめ、住民票の写しなど証明書の相互交付やJR町田駅周辺の歳末特別警戒など、様々な連携を行ってきました。
本年度からは、両市の病児保育施設のご協力もいただき、双方で施設を利用できるようになりました(八王子市を含め、3市で実施)。
引き続き、様々な連携を模索し、両市民の利便性の向上等を図っていきたいと考えています。
さて昨年は、新型コロナウイルス感染症に関する対応に追われた1年となり、現在も感染の拡大により、予断を許さない状態が続いています。
市としては、感染拡大の防止対策を推進し、市民の生命と暮らしを守るための取組を進める一方、市内経済対策についても重要と考えており、これまで、消費喚起策である「39キャッシュバックキャンペーン」など、様々な観点から経済対策を実施してきました。
また、このような中にあっても、引き続きSDGsの推進、シビックプライドの醸成、行財政構造の抜本的な改革などにも取り組んでいきたいと考えております。
このほか、昨年11月には、相模総合補給廠の共同使用区域内に、相模原スポーツ・レクリエーションパークがオープンし、共同使用の形で市民が利用できるようになりました。今後も人工芝グラウンドやボール遊び広場等の整備を順次進め、市民にとってスポーツや憩いの場として、愛着の持てる公園を目指していきます。
また、相模総合補給廠の一部返還地の土地利用計画においては、小田急多摩線の延伸等が本市の主要な交通ネットワークとして位置づけられていることから、町田市の皆様には引き続き、ご理解とご協力をお願いしました。
昨年末には、本市のみならず、日本中が注目する中、「はやぶさ2」のカプセルが無事に地球に帰還し、JAXA相模原キャンパスに戻ってきました。挑戦を続ける「はやぶさ2」の姿には勇気を与えられるとともに、今後も、市民とともにJAXAプロジェクトを応援し、再び旅立った「はやぶさ2」の新たなミッションの成功を祈念しています。
さらに、本市では本年5月に国際自転車ロードレース大会「ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ」が開催され、その後、いよいよ7月には、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において、両市を含むコースで自転車ロードレース競技が開催されます。両市での聖火リレーやセレブレーションなどについても意見交換をさせていただきました。
選手の皆様が最高のパフォーマンスを発揮していただけるよう、サポートするとともに、町田市の皆様と大会を盛り上げていきたいと思います。
本日の懇談会では、保育分野における両市の対応等を主なテーマとしており、本市としても、保護者の就労環境の変化に対応するため、子育てしやすい環境の整備を進めているところです。
さらに今後は病後児保育の連携なども進めていきたいと思います。
また新型コロナウイルス感染症対策としての、経済・生活・衛生分野などの両市の対策なども確認し、ワクチン接種についても事務局レベル等での情報交換もお願いしました。
さらに境川をさかえにした両市の道路整備や、J2での武相ダービー(相武ダービー)についても、両市での盛り上がりについて、意見交換ができました。
この機会を生かして、両市間での連携がより一層充実することで、市民サービスの向上にもつながると思いますので、今後も都県をこえて町田市との連携を深めていきたいと思います。