もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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Ⅱ 令和3年に取り組むこと (記者取材より)

更新日時: 2020/12/22
カテゴリ:活動報告
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3 シビックプライド条例の制定について
 シビックプライドとは、市民が都市に対して「誇り」、「愛着」、「共感」を持ち、「まちのために、自ら関わっていこうとする気持ち」のことです。
 こうした意識を醸成していくことで、市民のまちづくりへの参画意識の高まり、協働によるまちづくりの推進や地域コミュニティの活性化に繋がるものと考えています。
 市民の皆さんとの対話を通じて感じていることは、本市には多彩な魅力や多くの資源があるにも関わらず、市民の皆さんに十分に伝わっていないということです。
 このため、本市として積極的に情報発信に取り組んだほか、私自身も、地区まちづくりを考える懇談会などで市民の皆さんとの対話の中で、本市の魅力の積極的な発信に努めてきました。
 また、シビックプライド醸成のため、条例の制定に取り組んでいるところです。
 令和元年11月に、学識経験者や公募市民で構成される「シビックプライドの推進に関する検討委員会」を組織し、令和2年10月には、条例案の骨子について答申を受けました。
 現在、条例案に関するパブリックコメントを実施しており、市民の皆さんから忌たんのないご意見をお寄せいただきたいと思います。
 また、1月15日に、JAXA宇宙科学研究所長 國中均さん、本市出身の俳優 稲葉友さんらをお招きしてシンポジウムを開催し、条例案やシビックプライド醸成について、市民の皆さんとともに考える機会としたいです。
 こうした取組を踏まえ、3月の市議会定例会議に条例案を提案したいと考えています。
4 行政改革・押印廃止の取組について
 国において、河野行政改革担当大臣により規制改革、行政改革が積極的に進められています。
 本市においても、持続可能な都市経営を推進するため、行政改革に取り組んでいるところであり、国における規制改革、行政改革は、本市にとっても大変有益であることから、職員を派遣し、国と協力しながら取組を進めるとともに、そこで得た知識、経験などを市に還元することにより、更なる改革を進めてまいりたいと考えています。
 また、こうした動きと同時に、市民から提出される申請書の押印廃止等に向け、全庁的に手続の見直しに着手しています。
 これまでも押印廃止に、取り組んできましたが、より一層、押印廃止を加速させ、市民の利便性、効率性を追求し、その先にあるペーパーレスや電子申請などのICTの積極的な活用に向けて取り組みたいと考えており、令和2年10月に、これからの相模原市を支える若手職員を中心としたプロジェクトチームを立ち上げました。
 プロジェクトチームから、国及び県の法令・条例・通知等による押印の義務付けがない手続1,765件のうち、1,499件が市の裁量で押印廃止ができるものとの報告を受け、廃止に向けて手続を進めているところです。
 市民の負担を早期に軽減するためにも、スピード感をもって検討を進め、実施できるものから順次実施していきたいと考えています。
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