本日17時10分より、緊急に衆議院本会議が開催されました。 (2016年1月8日)
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本日17時10分より、緊急に衆議院本会議が開催され、北朝鮮による4度目の核実験に対する抗議決議を可決いたしました。
国連安保理決議や日朝平壌宣言などに明確に反する行為で、唯一の被爆国である我が国として断じて容認することはできません。
衆議院としては、重ねて厳重な抗議をし、政府には国連安保理における議論を手動し、国際社会が結束して北朝鮮による核・ミサイル・拉致問題の早急な解決を図るべく総力を挙げた努力を行うことで国民の負託にこたえるべきと要求しました。
また、ここにきて政府は一部解除していた経済制裁を再開したようですが、そもそも一部解除していたのが間違いであったといわざるをえません。
一昨年7月にストックホルム合意がなされ、拉致問題の再調査の約束を行ったのはよかったのですが、再調査の報告前に早々に経済制裁を一部解除しており、一方で調査報告は「1年を目途」としていたにも関わらずすでに1年半が過ぎております。そうした中での4度目の核実験がなされました。
家族会の皆様も指摘しているとおり、外交的な失策だったのは明らかです。
政府には猛省を促し、「拉致は安倍内閣の最優先課題」という言葉を標語ではなく、実行に移していただくよう強く求めてまいります。