もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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本日、衆議院内閣委員会でIR推進法案(いわゆるカジノ法案)の質疑にたちました。

更新日時: 2018/06/08
カテゴリ:委員会
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本日、衆議院内閣委員会でIR推進法案(いわゆるカジノ法案)の質疑にたちました。急きょ昨日の夕方に決まったのですが、わずか10分で何を問うべきか悩みました。

そこで、僕が今日政府に聞いたのは、次の4点です。
・外国人誘客や国際MICE誘致にカジノが必要だと政府は主張するが、その理由は。
・民間や自治体の試算でメインターゲットは日本人となるとされているが、政府はどう受け止めているか。
・カジノ事業者を管理監督するカジノ管理委員会の体制と実効性はどうなっているのか。
・法案に対する国民の理解は進んでいるのか。

驚いたのは、観光立国のためのIRと強調し続けてきたのに、大阪府、北海道などの試算で日本人の利用が7~8割、ゴールドマン・サックス証券や国際カジノ研究所も日本人が中心となると試算していることについて、政府は「モデルが未確定な中で行われている」「精緻な需要調査に基づいているのか」など試算の精度に疑問があるというような答弁でした。であれば、政府が試算を出すべきです。

また、細かいことはほとんどが政省令やカジノ管理委員会規則で決めるとの答弁で、その項目は実に350にものぼります。だから具体的なイメージができないのではないでしょうか。また、法律成立後にルールを決めるやり方では、事業者ありきでルールを決める、まさに加計学園問題の構図が起きかねないとも指摘させていただきました。

総理は全国キャラバンで国民の理解を深めるというのですが、であれば法案成立前にキャラバンをしていただいて具体的なイメージを示していただきたいと思います。

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