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新任管理者研修 (2021年5月14日)

更新日時: 2021/05/14
カテゴリ:活動報告
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研修等には積極的に出席したいと考えており、職員の皆さんとの対話も大切にしていきたいと思います。本日は主幹級に昇任された方々へのメッセージです。
人材育成を取り巻く主な課題
 本市を取り巻く状況は、たいへん厳しく、直面する様々な課題に、市民の皆様の理解と協力のもと、一致団結して解決に取り組む必要があります。
 まずは、効率的な行財政運営と、財政基盤の強化です。
 社会保障費の増大や公共施設の老朽化への対応など、財政需要が増大する中においても、「将来にわたる持続可能な行財政運営」の実現が求められております。
 次に、新型コロナウイルス感染症による市民生活や社会経済への影響の深刻化など、私たちを取り巻く社会構造や環境は、急速かつ大きく変化しております。
 市民の皆さんが、安心して暮らしていけるよう、「激変する情勢への柔軟かつ迅速な対応」が求められております。
 そして、麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業の第三者委員会の提言を受け、市民の皆さんの信頼を回復するため、コンプライアンスに対する意識に関し、「職員一人ひとりの意識改革と、根本的な職場風土の改革」に取り組むことが求められております。
〇目指すべき職員像について
 こうした状況にある中、様々な課題解決を図り、市民の皆さんに最適なサービスを提供し、暮らしの満足度を高めていくためには、まず何よりも 行政に携わる私たち自身が、日々、成長していくことが肝要です。
 研修を受けている皆さんには、相模原市の明るい未来を築くために、様々な課題を主体的に受け止め、社会経済情勢の変化を的確にとらえ、柔軟な発想で、改革意識をもって仕事を進められるよう、「未来想定思考」で 自律的に動く職員を目指してほしいと思います。
 加えて、皆さんは、管理職として、職場のマネジメントや、部下を育てる、とても重要な役割を果たす立場でもあります。
 部下から見て、憧れの上司となるよう、自らを磨きながら、「人が育ち、人を育てる」職場風土づくりを、先頭に立って進め、一緒に働く仲間が「喜び」と「充実感」をもって、楽しく働くことができる環境を作ってほしいと思います。
 「人づくり」なくして、「国づくり」なしと考えている。その意味で、「人材育成」は、たいへん重要です。
 多くの市民の皆さんに「このまちに住んで良かった」と感じていただけるよう、研修などを活用し、勉強を重ね、強みを伸ばし、それぞれの仕事で生かしてほしいと思います。
〇シビックプライド<市民が誇れるまちづくり>
 さて、本市では、皆さんご承知のとおり、本年4月より、市民の皆様が 本市への「誇り」、「愛着」、「共感」を持ち、「まちのために自ら関わっていこうとする気持ち」を高めていただくため、「さがみはらみんなのシビックプライド条例」を施行しました。
 都市と自然が融合したこの「さがみはら」を、皆が好きな「さがみはら」を自由に発信し、共有することで、「さがみはら」が大好きな人々が市内外にあふれ、誰にでも自慢したくなる、そんなまちを目指し、更なるシビックプライドを高める取組を推進していきたいと思います。
〇結びに
 最後に、皆さんには、自由な発想で、枠組みに捉われずに、未来を見通して、積極的にチャレンジする姿勢をもってほしい。
 失敗を恐れて、何もやらない組織になってしまってはいけない。
 そして、皆で力を合わせて、さらに素晴らしい「ワクワクするさがみはら」を一緒に作り上げていきましょう。
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広報さがみはら県のたより