もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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議院運営委員会で質疑が行われました。

更新日時: 2018/01/25
カテゴリ:委員会
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国会に同意人事が提案され、会計検査院検査官と公正取引委員会委員長の候補者に対して、議院運営委員会で質疑が行われました。

僕も、会計検査院検査官に対して質疑をさせていただきました。今国会で初質疑になります。

森友学園の問題でも、いま改めて注目されているのが会計検査院です。会計検査院は内閣からも独立した機関であり、独立性と強い権限を持たされていることが特徴です。
その意思決定機関が検査官会議で、検査院長を含む3名の検査官で構成されています。そのうちの1人の選定ですから、大変重要であることは言うまでもありません。

今回の候補であった森田候補は、これまで7年間検査官を務め、その前には民間監査法人で公会計を専門に活躍されていました。
民間企業の経営視点を国や地方の会計にも取り入れる考え方は、福祉などの分野では必ずしもそぐわない面もありますが、無駄削減・税金の使い方として有効だと思います。他方、公会計はいまだわかりやすいとは言えないことを指摘させていただきました。
森田候補からは、取り組みは進んでいるとしたうえで、「何を伝えたいのかを明確にする」し、それを的確に伝えることが重要だと答弁がありました。

また、森友問題のような「忖度」がまかりとおるガバナンスの問題、「忖度」は精神的な独立と対極にあることを指摘し、会計検査院の精神的な独立は保てているか、会計検査においてはガバナンスの問題にもメスを入れてほしいと質疑したところ、森田候補からは「独立性は重要。憲法機関としての矜持を職員も持っており、今後も意識していきたい。聖域なく会計検査に取組む」と力強い答弁をいただきました。

内閣から独立した行政機関である会計検査院は、立法・司法からも独立した特別な存在です。だからこそ、その指摘が信頼され、重く受け止められます。その独立性が損なわれることがないよう、そして税金の無駄遣いをなくしていけるように更なる活躍に期待していきたいと思っております。

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