もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

月別アーカイブ一覧

労働者派遣法改正案質疑 与党の暴挙 (2015年6月12日)

更新日時: 2015/06/12
カテゴリ:委員会
Share Button

11407017_1600600310203260_8089263764325429313_n11390329_1600600320203259_4133588881845088974_n11401281_1600600340203257_2723740390097540718_n

報道等でもご存知の方も多いと思いますが、今日の衆議院厚生労働委員会では派遣法改正案の審議が行われました。

これだけ衆参の委員会で答弁が変わる『漏れた年金問題』の詳細を明らかにすることが優先だと繰り返し主張してきたのですが、残念ながら与党の皆さんに聞き入れていただけませんでした。

また、この派遣法は「改悪」といわざるをえない内容です。生涯派遣を増やしかねない中身となっているばかりでなく、専門26業種については雇止めが懸念されています。

与野党が合意していないにも関わらず、委員長が職権をたてたのはこれで5度目です。前代未聞です。

民主党の国会対策委員会副委員長として、断固抗議をさせていただきました。
その様子はニュースでご覧になった方もいるかもしれません。どうしても数では劣る野党ですから、こうして止めていくしかないのです。

幸いにして、懸念されていた本日の強行採決はありませんでした。これまで、労働に関する法案が強行採決されたことはこれまでありませんので、しっかり抗議してまいりたいと思います。

労働政策審議会でも労働側が合意していない内容の法案を出してくるのは、明らかにILOの勧告無視です。

今日は連合の皆さんも、国会前で抗議活動をされており、僕も激励・連帯のご挨拶をさせていただきました。
最後まで働く皆さんの立場から徹底的に闘ってまいります。

「政府の皆さん、答弁ははっきりとわかりやすくお願いします」 (2015年6月12日)

更新日時: 2015/06/12
カテゴリ:活動報告
Share Button

11536106_1600379096892048_3540191498871365131_n

昨晩は福島市にて来年度の復興予算に関して意見交換をさせていただき、いま東京駅に向かう新幹線の中から投稿しております。

一昨日の安全平和特別委員会で、民主党の辻元清美衆議院議員の質問の際、菅官房長官が安全保障法制を合憲とする憲法学者の名前を3人しか答えられず、最後は「数じゃない」と答弁されました。

先週の憲法審査会で与党の参考人を含めた3人全員が安全保障法制を「違憲」と断じたのに対し、4日の官房長官の定例会見で、「違憲でないという著名な憲法学者もたくさんいる」と発言していたにも関わらずです。

他方、法案に反対する憲法学者は200名を超えています。いい加減な発言をされることは真摯に反省すべきです。

官房長官は、最後には最高裁の砂川判決を持ち出しましたが、これは集団的自衛権について述べたものではないと、先日の特別委員会で内閣法制局長官も最後には認めました。
また、与党側参考人であった長谷部教授も集団的自衛権を認める根拠として無理があると発言していますし、判決後の政府見解は集団的自衛権を認めていないのです。

丁寧な説明をするという約束はどこにいったのでしょうか。煙にまくような答弁が多いなか、本日は衆議院厚生労働委員会で総理出席のもと派遣法「改悪」が強行される見通しとなっています。
断固抗議をしてまいります。

広報さがみはら県のたより