もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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本日、スポーツ議連・2020年東京オリンピックパラリンピック大会推進議連の合同総会が開催されました。

更新日時: 2015/09/24
カテゴリ:活動報告
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その中では、新国立競技場の今後の進め方についての報告や、計画の経緯検証委員会による検証結果の報告などがありました。

新国立競技場整備計画経緯検証委員会は、計画の白紙撤回をうけ、客観的に検証するために設置された組織です。

関係資料の分析、関係者からのヒアリング等を行った結果、平成25年8月に工事費が3,000億円を超えそうだという報告があった時点で見直しをすべきだったと指摘がされていました。

また、大変難易度の高いプロジェクトであるにも関わらず、適切な組織体制を構築できなかったJSC、および文部科学大臣や事務次官の責任についても明言されています。
かなり踏み込んだ検証報告であると思います。
当然ながら、せっかく行った検証ですから、今後の整備計画に活かしていただきたいものです。

なお、新整備計画については、2020年4月末という工期や1,550億円というコストの上限等が示されました。
性能について、サブトラックは仮設で徒歩圏内に設置すること、大会後にはメイントラックをなくしてワールドカップに対応できるよう客席を増設するなどという案が示されました。

これに対して、麻生太郎会長から「東京で陸上競技の国際大会が開催できなくなる。お金の問題だけではなく、将来のことを考えて本当にそれでよいのか、慎重に本気で考えることも政治家として必要だ」という言葉もありました。

また、組織委員会からは新たな種目について、空手・野球・ソフトボールが日本らしくて有力であること、また若者のスポーツ離れの対策として、冬季五輪にスノーボードを取り入れたような発想でスポーツクライミングやサーフィンなども検討にあがっているという報告がありました。

オリンピックはもちろんのこと、今後のスポーツをどう発展させるかという視点で取組んでまいります。

広報さがみはら県のたより