もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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強行採決するTPP審議であってならない。

更新日時: 2016/10/17
カテゴリ:委員会
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先週の金曜日から、TPPに関する特別委員会が開会され、審議が行われています。NHKでも中継されていますので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。

TPPに関しては、なぜこうも政府与党が急ぐのかが理解できません。

与党内から審議入り前に強行採決という言葉が出てきたことも信じられません。国民生活に大きく関わるものであり、じっくり議論すべきです。

 総理も委員会は「国民の理解が深まり」「議論が熟ししてから」と言っていましたが、10月末までに衆議院を通過させたいという発言が与党からも出ており、言葉と矛盾しています。

しかし、「のり弁」資料に代表されるように情報公開がしっかりされていない。また、公開されているだけでも膨大な中身なのです。

外務大臣も委員会で言っていましたが、8000ページ以上、30項目にわたる過去最大級の協定です。10月までの短時間では審議ができるわけがありません。
重要法案の衆議院における審議日数を考えると、たとえば「社会保障と税の一体改革に関する特別委員会」で118時間。「郵政民営化に関する特別委員会」で116時間など、80時間以上審議を行うのは通例となっています。

今回のTPP特別委員会は、まったくそれに足りません。

アメリカ大統領候補のいずれもTPPに反対しています。TPPは、アメリカか日本のどちらかが批准しなければ発効しない性質のものであることに加え、加盟国のどこもまだ国内手続きを終えていない中、なぜ政府与党はそんなにも急ぐのでしょうか。

明日も総括的審議が朝から行われ、僕も応援にまいります。国民目線に立って、しっかりとした情報開示を求めてまいります。

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