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国会における与野党の質問時間配分が議論となっています。

更新日時: 2017/11/06
カテゴリ:活動報告
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国会における与野党の質問時間配分が議論となっています。

現在、国会においては「与党2:野党8」とするのが慣例となっています。
これは、政府が国会に提出する法案は先に与党内で議論されており、与党はその際に政府に質問をすることができるのに対し、野党は事前に議論をすることができないために実施されている配分です。

また、立法府として法律の審査を厳しくするという点においては、ある意味で政府と一体である与党よりも、野党の持ち時間が多いほうが有益であると考えられます。

野党の質問がスキャンダル中心で政策論議依ではないというご批判があるようですが、前国会で民進党が政府提出法案に対して79%の賛成率であったように、極めて建設的な議論のほうが多くされています。スキャンダル系の質疑は、マスコミが取り上げるので、多い印象があるのだろうと思います。

いずれにしても、政府が丁寧な質問をしていただくにあたっては、野党の追及に対しても丁寧に真摯に答えていただければいいだけの話です。
これまで与野党の協議のうえに成り立ってきた慣例(例えば、2009年の政権交代の際には、当時野党であった自民党側から質疑時間について与党2対野党8の提案があり、今日まで継承されておりました)を選挙後急に変えようとされるのでは、丁寧な説明をしていただくつもりなのか疑問に思えてきます。

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