もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

公式ブログ もとむらの声

参議院議員定数6増にはもちろん反対!

更新日時: 2018/07/11
カテゴリ:活動報告
Share Button

参議院議員定数6増にはもちろん反対!

本日、参議院の定数を6増やす公職選挙法改正案が参議院の委員会で可決されました。本来でしたら、参議院の選挙制度ですから参議院で決めたことには口を出さないというのが慣例です。
しかし、この法案はあまりに自民党の党利党略のためのもので、とても賛同できる人がいるとは思えない内容です。

最も議員一人当たりの人口が多い埼玉県に「1」増やします。また、1票の較差をなくすために「島根・鳥取」「高知・徳島」が前回の参議院選挙から合区となり、候補者を擁立できない県が2つ出てきています。そのため、比例代表の名簿の上位に「特定枠」を「2」つ設けて、選挙区で擁立できなかった県の候補者をあてはめ、確実に当選させようというのです。参議院は3年ごとに半分改選しますから、「3」ずつ改選し、合計「6」議席増えることになります。

我が国の人口が減る中で、定数を増やす必要が本当にあるのでしょうか?特定枠は民意を反映しないのではないでしょうか?
選挙制度は各党各会派の合意を前提としてきましたし、総理もそう発言していましたが、全くそうなっていません。選挙制度は民主主義の根幹に関わります。党利党略で決めてよいものではありません。「良識の府」参議院でこのような結果となったのは残念でなりません。

 国会議員1人増えれば、年間1億円の経費が増えます。災害対策のための社会インフラ更新や社会保障費の自然増など経費が種々かかる中、この予算増は果たして必要なのでしょうか?

36985516_2053750134888273_2431673306034733056_n

広報さがみはら県のたより