もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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内閣不信任案

更新日時: 2016/05/31
カテゴリ:国会発言
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本日、民進党と共産・社民・生活の4党で内閣不信任案を衆議院に提出しました。

不信任とする理由は、「公約違反の経済失政、アベノミクスの失敗」「立憲主義と平和主義への重大な挑戦」「国民に対して強権的で不正直な政治」の3つです。

確かに来年4月には消費税を上げられる環境にありません。だから我々も再増税延期法案を提出しました。しかし、その環境を作ると断言したのはわずかに1年半前の安倍総理だったはずです。ところが急に、伊勢志摩サミットで「リーマンショック前に似ている」という聞いたことのない見解を持ち出し、世界の首脳たちから直後に否定されてしまっています。
アベノミクスの失敗を認め、総括をすることから始めなければ、経済が良くなるはずがありません。

そして、安保法制について、国民の理解が進んでいないことを認めて「丁寧に説明する努力を続けていく」と総理は言いました。しかし、いつどこで誰に説明をしたのでしょうか。廃止法案からの議論を避け、平和主義を捻じ曲げようとしている総理には賛同できません。

そして、政治とカネの問題やTPP交渉の黒塗り資料など不都合な真実を隠し続ける姿勢を続けられては、とても安倍内閣と正常な議論はできません。

簡単ですが、不信任案を提出した理由です。残念ながら否決されてしまいました。この状況を打破するためには、野党第一党である民進党がもっと強くならねばならないことも改めて痛感しています。

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