もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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今国会で初めての質疑に立ちました。 消費者問題に関する特別委員会で、大臣所信に関する質疑。15分間で、消費者庁・国民生活センター・消費者委員会の移転問題に関して質問をしました。

更新日時: 2018/11/15
カテゴリ:活動報告
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今国会で初めての質疑に立ちました。

消費者問題に関する特別委員会で、大臣所信に関する質疑。15分間で、消費者庁・国民生活センター・消費者委員会の移転問題に関して質問をしました。

消費者行政を司る消費者庁は、他の役所やメーカーを指導監督する強い権限を持っています。その消費者庁や国民生活センターを徳島に移転するという話で、最初の提案からルールを無視したやり方が見られ、「移転ありきでは?」と思わざるを得ません。政府関係機関の地方移転について、様々な提案が寄せられていますが、この件だけなぜか提案締切後に提案され、試行期間が設けられています。

相模原にも国民生活センターがありますが、もともと米軍の土地で、県や市には別の利用計画があったところを国に譲った経緯があります。今日の質疑でも大臣から相模原の国民生活センターについて「商品テストの種類が多くて驚いた」「中核的な施設」などと評価をいただきました。

国民生活センターでは、全国の消費生活相談員の研修を行っていますが、アクセス利便性の問題から、研修参加者は少なく、定員に対して40%程度しか埋まっていません。明らかに失敗です。また、相模原なら宿泊施設がありますが、徳島だとビジネスホテルに分かれて宿泊するため、食事をしながら情報交換をする機会が減るという点も指摘されています。その他、国会対応、メーカーとの交渉など様々な課題が指摘されていましたが、これらは試行すらされていませんでした。本来なら勇気ある撤退をすべきです。

来夏までに検証するとのことです。できたことや成果ばかりでなく、試行できなかったことや現場の声をしっかりと受け止め、反映していただきたいと思います。間違っても予算の肥大化につながらないようにも注視してまいります。

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